山里通信
木もれ日だより (2011年7月)

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【3月11日、世界が一変】
 日本中どこの場所でもそうであるように、今年3月11日の地震に続く原発事故を境に、周囲の世界が一変してしまったようです。原発のない長野県ですが、私たちの地域でもなにかしなければと、5月には仲間で「ミツバチの羽音と地球の回転」という映画の上映会を開きました。  各地の小さな会場で自主的な上映運動が続けられている映画で、監督は鎌仲ひとみ、原発建設計画に28年間も反対を続けている山口県祝島(いわいしま)の人々と、国をあげて原子力から自然エネルギーへの転換を選択した北欧のスウェーデンの人々を対比して取材したドキュメンタリー大作です。農業地域では原発事故に対する関心は人一倍で、上映会には地元の公民館や教育委員会、農協も全面協力してくれました。
 (先月行われた市長との対話イベントでも、市長ははっきりとした脱原発論者でした。)


【めまぐるしい日々は続く・・・ 】
 4月には中部電力への浜岡原発中止要請行動に参加したり、地域の公民館や、若者達が集まる喫茶店で脱原発のビデオ上映会が続けられたり、6月11日には脱原発のデモに参加したりと、めまぐるしい日々がこの村でも続いています。それ以外にも地元の小学校で子供達とフィンランド式の風車を作って発電を試みる等、福島の人たちに思いを寄せながら、地域の仲間で出来ることを一つずつ続けています。詳細のお知らせは、次号で!。  



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